【Zubo-Life Interview】ラクに楽しく生きるためにできること
【女性が起業という働き方を考えるとき】
世の中には、私たちの知らないサービスがたくさんありますが
知らないだけで、お世話になるとき
「ああ、もっと早く。こういうときに知っておいたら
もっと良かったのにー・・・」と思うものも多いですよね。
それは提供する側も同じで
「もっと早く知ってもらっていたら嬉しいのに」という
お気持ちもそのまま伝えるinterview、まだまだ続きます。
株式会社パブリックトラスト 佐藤公信さん
株式投資型のクラウドファンディングプロデューサー
起業が一般的になってきても、いざ、資金を集めようと思ったときには、
従来の「男性が回す経済活動」視点から理解をしてもらうことが必要。
佐藤さんは、長年クラウドファンディングのサポートをしてきた経験から
うまく行く事業とそうでない事業のギャップを熟知されている方です。
女性特有の癖みたいなものを、ビジネス視点に捉え直すことで、
女性もぐっと働きやすくなると、現活動を展開中。
実はずっと前から、
何かしらの形で女性を支援したいと考えていたという佐藤さん。
そんな折、家事や育児に振り回されるのではなく、
「もっと楽をして、人生を楽しみながら自分の時間を充実させよう」
という理念のもと活動しているズボ連の存在を知ったと言います。
そんな佐藤さんに、ズボ連に共感したポイントや、
佐藤さんが提供している起業家を支援するサービスについて
教えてもらいました。
株式投資型クラウドファンディングを使うことで
事業の将来性も認められるんです。
ー小沢
佐藤さんが専門としている「株式投資型クラウドファンディング」とは、
どのような仕組みなのでしょうか？
ー佐藤
株式投資型クラウドファンディング、
長いのでI F O（アイ・エフ・オー）
と言いますね。
皆さんがよくご存じの「売上タイプ」のクラウドファンディングだと、
1つのプロジェクトで集まるお金は50万円～200万円と少額なのですが、
IFOを使うと1000万円～3000万円くらいのお金を集めることができます。
ー小沢
I F O（株式投資型クラウドファンディング）を使うメリットには
どのようなものがありますか？
ー佐藤
一番のメリットは、「事業の将来性が認められる」ということ。
銀行の審査や補助金の審査と違って、
I F Oの審査はその事業が【将来成功しそうかどうか】を見ます。
銀行の融資だと、融資が通るかどうかは
成功以外の要素にも左右されます。
でも、I F Oの審査は将来性をしっかり見る。
そこがとても大きいです。
だからこそなのですが、正直にいって
I F Oの審査合格するのはかなりハードルが高いという一面もある。
でも、未来を作りたいという女性が起業するとき
挑戦する事に大きなメリットがあると思っています。
だって、将来性を買われるってことですからね。
そこで求められるのは、
本気で夢の実現を目指すということ。
I F O挑戦の準備をすることが夢の実現への近道になるというのが
起業する人への最大のメリットです。
ー小沢
女性は思いが強いし、行き届いたサ−ビスが出来ると言われる。
そこに、お金がちゃんとついてくる。というのは
嬉しいですね。難しくても、サポートがあることで
チャレンジできるということに希望を感じます。
女性の夢を男性視点の「経営理念」に
翻訳することを支援してあげたい。
ー小沢
ところで、クラウドファンディングプロデューサーである佐藤さんが、
なぜズボ連を応援することになったのでしょうか？
ー佐藤
実はずっと前から、何かしらの形で女性を支援したいと考えていました。
そんな折、家事に振り回されたり、
子育てをしっかりやることで
自分自身にプレッシャーをかけたりするのではなく、
「もっと家事や育児を楽して、
人生を楽しみながら自分の時間を充実させよう」
という理念のもと活動しているズボ連の存在を知ったのです。
自分の時間を充実させたいと思っている女性の中には、
自分の得意なことを生かして
起業をしようと考える方も少なくありません。
そんな女性のために、
僕が提供しているサービスでお役に立てるのではないかと思ったことが、
ズボ連のお手伝いをすることになったきっかけです。
ー小沢
ズボ連にいる女性のために、
佐藤さんはどのようなサービスを提供しているのでしょうか？
ー佐藤
僕が皆さんに提供しているのは、
僕が長年にわたり蓄積したノウハウを凝縮させた
「経営地図」という、
経営を学ぶためのオリジナルプログラムです。
経営を学ぶっていうと、難しそうに聞こえてしまいますが、
自分の夢を、起業を通して実現するための方法を見つける
プログラムです。
自分の想いを掘り下げる「夢コース」、
目標達成のための事業計画を作る「旅コース」、
財務などを学びながら資金調達に挑戦する「宝コース」
の３つのステージを用意しています。
「事業を続けるために必要なのは、続けるための明確な目標」
とお伝えしましたが（前半のインタビューを参照）、
「経営地図」には、事業を続けるために不可欠な
自分の夢の具体化（企業理念の構築）ができるプログラムとなっています。
これが夢コース。
夢が具体化したら、その夢を実現する手順と課題を考え
夢を達成する道筋を見つけるプログラムへと進みます。これが
旅コースです。
マンツーマンで受講できるプログラムになっていますので、
主婦の方でも自分のペースで安心して受けていただけます。
僕としては、まず自分の人生の夢を起業で実現したいと思う方に
その夢を男性視点の「経営理念」に翻訳することを支援してあげ
たいですね。
無料で動画を公開していますので、是非、見てもらいたいです。
https://youtu.be/9N5pZwJetYY
自分の制限をなくすことが
発展的なアイデアを生み出す近道になるんです。
ー小沢
佐藤さんは、ズボ連へのサポートとは別に、
株式投資型クラウドファンディングを日本に普及させたいという
想いもあるとお聞きしましたが、それはなぜでしょうか？
ー佐藤
一般的に、会社がお金を必要とする場合は銀行から「融資」を受けること、
つまり、銀行から借金をしてお金と調達するということが
メインだと思います。
ところが今の日本の銀行では、
融資を受ける際には社長が個人で「連帯保証」をしなければなりません。
ー小沢
「会社」でお金を借りるのに、
社長が連帯保証人するのですか？
ー佐藤
そうなんです。
だから、万一借金が返せなくなった場合には、どんな理由であっても
社長「個人」が返済の義務を負うことになります。
残念ながら、今の日本では銀行でお金を借りる以上、
このルールに従わなければならないのです。
そんなのおかしいですよね。社長が全責任を負うなんて。
ちゃんと納品したのに、お客さんがお金払ってくれない。でも、
仕入れ代金や家賃は払わなきゃいけない。そいうお金まで社長が
肩代わりしなきゃいけないんです。
そんな国、日本だけなんです。
海外では会社でお金を借りる場合には、
「個人」が連帯保証人になることはありません。
こんなルールがあるから起業のハードルは高くなりますし、
ひいては、新しい事業にチャレンジしてみようという
社長が少なくなる原因にもなってしまいます。
だからこそ、僕は借金という形ではなく、
I F Oによる資金調達を起業家や資金を必要としている
企業の皆さんに知ってもらいたいですし、
もっと広めたいと考えています。
ー小沢
参考になるお話をお聞きしました。
最後にズボ連の皆さんへメッセージをお願いします。
ー佐藤
ますます社会で活躍する女性が増えている中で、
皆さんにお伝えしたいことがあります。
それは、「女性の皆さんにはぜひ自分の枠を取っ払って、
制限をなくしてみてください」ということです。
家事をルーティンできちんと回すことや、こなすことを考えていると、
考えが一点に集中していく方に向かいがちです。
自分の制約がなくなれば、
発展的なアイディアが生まれてくることも増えます。
同時に、自分への投資も惜しみなくしてもらいたいと思います。
自分の価値を高めることが、自分の幸せに直結するからです。
自分が自分らしく生きること。夢の実現を願うこと。
その夢の実現に、もし起業という手段があるとき、
僕がお手伝いできます。
世の中の役に立って、ありがとうってたくさん言ってもらえる。
そんな優れたビジネスを作って行くお手伝いができたら嬉しいです。
（本文おわり）
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