【Zubo-Life Interview】ラクに楽しく生きるためにできること
パパをおしゃれにしたいとき、どうしたらいいですか?
パートナーの服装に、ちょっと残念・・・と思ったことはないですか?
あるいは、パートナーから「俺、服のセンスないんで」といわれたことは
ないですか?
そんな微妙に漂う仕方ない・・・というあきらめを
喜びに変えてくれる人がいます。
それは、スタイリストさん。
その中でも、洋服屋さんでご自身だけでなく、お店のスタッフ全員を
TOPコーディネーターにしてきたという、凄腕の男性にお話を聞いてきました。
男だからわかる、伝えられる世界が面白いですよ!
家族のお付き合いで、パパ第一印象を 圧倒的に変える
洋服選びのプロフェッショナル
今日伺ったのは
男性の第一印象を、圧倒的に変える
洋服選びのプロフェッショナル
藤本太郎さん
<プロフィール>
メンズファッション コンサルティングサービス
家族であらたまってのお出かけのときや、学校行事、
友人とのかしこまった食事会のときなど初対面でも
「パパらしさを伝えたい」を叶えてくれるプロフェッショナル。
人の第一印象は見た目=お洋服。といいながら、
スーツ以外に何をきたらいいのかわからない。と思っている男性に、
シーンに合わせて格上げのファッション提案し続けている。
センスがない、お洒落ができない。のではなくて、やり方を知らないだけ。
おしゃれになって喜ばない人はいない。
ー家族じゃなくて、プロが話す良さを体感してほしい
「その洋服で出かけるの?」
「もうちょっと何とかならないかなぁ。」って、パートナーに言ったことはないですか?
そんな発言を機に
ご主人、機嫌を損ねて
ビミョーな空気が流れることもしばしば・・・
せっかくの、お出かけ前にそんなことにはなりたくない!
そんなみなさまに (^^)
今回、ご紹介させていただきます
藤本さんが提案しているのは、
「ご主人が選んだ自分好みのお洋服でなく、
周りの方(ターゲット)に喜んでもらえる洋服」
~目的を達成するためのメンズ専門コーディネイトのご提案~
いつ、どんな人と、どんなところで会って、何をするのか。
目的に合った最適な服をトータルコーディネートしてくれます。
揃えてくれるのは、ジャケット・パンツ・インナー・シューズそして小物。
もちろん普段着だってOK!
どんなサービスをされているのか、聞いてきました。
第一印象を圧倒的に変えられる、
ビジネスカジュアルとスマートカジュアルのご提案
ー仕事時間が長いパパはTPO=スーツしかわからない!?
男性は、初対面の人に対して言葉は敬語なのに、
服装が標準語の方が多いんです。
と語る藤本さん。
でも、大事な人と時間を過ごすとき、
特に女性に対しては
「あなたに会っている時間を僕は大事にしていますよ」
と言葉で言うだけではなく、
服装もそうなっていないと、言葉の価値は下がってしまいます。
まして初対面では、服装の印象はとても大事なんです。
だから、洋服選びにこだわる。
服装というのは
自分の発している言葉の価値を上げて、
相手の方に、
もっと自分に興味を持ってもらうこともできます。
たとえば、こんなふうに↓↓
プロフィール写真のときのコーディネート例
ご自身で選んでいるときと、お洋服のサイズ感が全然違うので
スタイルさえ別人のようです。(編集部)
お洋服は目的や行き先に応じた選択が大切
ーせっかくなら、洋服も魅力を引き出すものにしたい。
若いころ、飲食店業界にいたこともありました。
お洋服選びをお料理に例えるとしたら、
せっかく素材は良いものを使っていても
料理方法を間違えてしまうと、焦がしてしまうように
大事なのは料理方法なんです。
安い食材でも料理方法で美味しくできますし、
ホテルと居酒屋では選ぶ素材が変わります。
洋服選びも料理と同じ。
でも、知らない人が多いな。と思ったのがきっかけでした。
フルコースをご用意したり、
開けた時の見た目にもこだわったお弁当をご用意したりと、
食事と一緒でトータルバランスは満足感にも大きな差が出ます。
ー時間節約の価値と、周りの方に喜んで頂く服のご提案
僕がお手伝いさせていただくときに、
絶対これだけは、大事にしているということがあります。
「お客様の時間をどれだけ節約ができるか」 ということと
「コミュニケーション力を上げる服装」 をお伝えすること
最初のカウンセリングで、洋服が相手に与える印象などのお話をさせていただきます。
そして第一印象をアップする為のノウハウを伝授しながら、
目的や行き先に応じた3、4パターンの洋服を着て頂き、
写真撮影後、ご自身に客観的に見ていただくんです。
女性と違って、男性が服を選ぶとき、
気になるアイテムのデザインを、その単品(点)だけをみて判断してしまいがちです。
ジャケット → このデザイン・色は カッコイイ? カッコ悪い?
好き? 嫌い? みたいな感じで。
だから、単品で買ったお洋服と、
全体のバランスが上手くいっていないこともありますよね。
「大事なのはトータルの組み合わせ」なんです。
洋服がブランドではなく、お客様を「ブランド」にする。
そのトータルバランスのコーディネイトがこのサービスの強みです。
女性はご存知の方も多いとは思うんですが、
女性と男性では、洋服に対する考え方や買い方が全く違いまして、
女性はご自身の見せ方を考えて、投資としてお洋服を購入されますが、
男性は消費になりがちです。
事実、アパレル業界ではメンズの売り上げは、レディースの半分ほどしかないんです。
男性もそこに投資をしてくださると、
確実に圧倒的な差が出ます。
お洋服でいう投資とは、普段より、
プラスの印象を引き出せる
効果的なお買い物をするということでしょう。
セミナー講師としてのコーディネート例
全体のバランス、色づかいも明るくなり、
講師としての印象がグググっとアップ。(編集部)
ー流行に関係なく、その人がトータルで【素敵になる】服を
もう一つ。
うちでは流行りの服を選ぶ(=勧める)というのもありません。
よくここは間違えられるのですが
流行りを着たらモテるかというとそうでも無いんですね(笑)
第一印象がいいとか、清潔感ももちろんですが
全体のシルエットを整えて、トータル感を大切にしています。
僕が関わったことで、
これまで自分で選んでいたものとは違うお洋服を着る。
そこで他人から褒められたとしたら・・・?
こんなの自分では選ばない・・・と思われていたとしても
このお洋服の方がみんなから褒められる。
という方も多いんです。
目的や行き先も、もちろんですが
一緒に洋服を選びながら
なによりご自身に合ったトータルコーディネートが
「必要だ」と思ってもらう。
そこにこのサービスの価値があると思っています。
正直、お店で着ていただいているときは
抵抗感がある方もいらっしゃいます。
でも、そのあと周りの方からお洋服を褒められたことで
その抵抗感は喜びに変わり、
そのステップを経て、こういう自分もアリなんだということを
みなさん実感・発見されていらっしゃいます。
*男性だからこそ、男性の心も動かす
藤本さんのコーディネート(編集部)
お洋服を着た自分を見ているのは、実は目の前にいる人のほうが長い
ー自分の好きなものだけに偏らない視点のご提案
もちろんお好きなものを着ていただく日もあっていいと思います。
ただ、バリエーションが偏って、似たデザイン・色になってしまいがちです。
お洋服は
その方の能力や価値観を表現するアイテムだと思っています。
もちろん、中身の方が大事だと思っているんですが、
中身が良いのに
外見への取り組みをやってない人は男性はすごく多いので
その埋もれている魅力というのを引き出したいなと。
ー「ありのままの自分を好きになってほしい」という方へ
例えば、ここに一本の万年筆があったとします。
1. ありのままで万年筆のまま渡されたとき
2. スーパーの袋に入って渡されたとき
3. 箱に入って、ラッピングされてリボンがかかって渡されたとき
3番は誰もがプレゼントだと思いますよね。
そして、中身も気になりますし、興味がわきます。
中身はどれも同じ万年筆です。
みなさんのラッピングって何ですか?
ということです。
自分に似合う服を知る&着るというのは
人と人とコミュニケーションの大事なところだと思います。
ー自分磨き=内面は成長。でも外見は年を取ったなあ・・・(がっかり)をなくしたい
いらっしゃるお客さんで、家族に紹介されてきたという方の中には
「10年前の自分と比べると
セミナーなども受けているし
人として内面は今の方が全然成長しています」
という方は多くいらっしゃいます。
でも、外見は、というと
10年前の方が良い・・・
みたいな話になりがちです。
でも
内面も外見も今が一番いいです。
と何才になっても言えるようになってもらいたい。
と思っています。
ビジネス懇親会のコーディネート例
懇親会の服装、深く意識せず普段着になってませんか?
お洋服の印象から、その後のお仕事の展開にも新しい可能性が!(編集部)
ビジネス交流会のコーディネート例
ビジネス感も残しつつ、親しみやすさがあるので
お仕事以外のお話の幅も広がりそうですね。(編集部)
ー1着のお気に入りの服が、人とのコミュニケーションをぐっと変える
人って、いろんな所にお気に入りがありますよね。
この曲を聞くと元気になる。
これを食べると元気になる。
と同じように
お気に入りのお洋服を何着か持っていると
人と会う前の自分の気持ちというか
コミュニケーションのスタートラインが前に出ると思っています。
(つづく)
↓ 「家族円満にパパをオシャレにしちゃおう計画!!」
インタビューのご紹介は続きます。 次回もお楽しみに。
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<この記事のライター>
田和真由美
『親の歴史を残し隊』
ご両親の「歩み」や「思い」をお聞きして家族単位の自分史を作成させていただいております。